FXデイトレード投資法

2008年11月アーカイブ

PIVOT(ピボット)は、「リアクション・トレンド・システム」とも呼ばれています。短期的なトレンドを把握しようというものです。よって、テクニカル分析に使用するのは前日の高値・安値・終値です。また、リトレースメントというのは為替相場のエネルギーが短期的にどこでバランスするのかチェックしようというものです。
この図のようにピボット・ポイントを中心に、ある値幅を加算したり減算してテクニカルポイントを割り出します。

前日の終値を(C)・高値(H)・安値(L)とした場合のピボット・ポイント(P)は
P=(H+L+C)/3

一般的には、図のように6つの売買ポイントが重要視されます。

  • 支持線B1=P-D1=2P-H
  • 抵抗線S1=P+D2=2P-L
  • 支持線B2=P-D3=P-H+L
  • 抵抗線S2=P+D3=P+H-L
  • HBOP(High Break Out Point)=P+D2+D3=2P-2L+H
  • LBOP(Low Break Out Point)=P-D1-D3=2P-2H+L
各ポイントはピボットポイントからそれぞれの値幅を加減したポイントです。
また、各ポイントはPを中心にD1・D2・D3を180度回転させて求めた数値です。
P+D1、P-D2はそれぞれ高値・安値です。

ピボットの一般的な投資法は、トレンドが明確でないときにデイトレードで
B1・B2でロング・ポジションを作り、S1・S2でそのポジションを利確するか
LBOPで損切り、または、ロング・ポジションを変更しショートで倍返しします。
また、逆にS1・S2からのショート・ポジションから入ることもできます。

ピボットの真価はトレンドの発生をいち早く検知できることです。つまり、HBOP・LBOP
をトレンドの発生ポイントとし、「ロングポジション」・「ショートポジション」を作ります。

PIVOT

PIVOT_MT.JPG

(問) 今日の政策決定会合を踏まえた日本銀行の景気判断と今後の金融政策の運営方針について、お聞かせ下さい。

(答)本日の決定会合では、「無担保コールレート・オーバーナイト物を、0.3%前後で推移するよう促す」というこれまでの金融市場調節方針を維持することを全員一致で決定しました。こうした決定の背景について説明しますと、まず、わが国の景気については、既往のエネルギー・原材料価格高の影響や輸出の減少などから停滞色が強まっており、海外経済の減速が明確化するもとで、当面、こうした状態が続く可能性が高いと判断しました。すなわち、輸出は海外経済の減速を背景に減少しています。企業部門では企業収益が減少を続けており、設備投資は減少し ています。家計部門では、雇用者所得の伸び悩みやエネルギー・食料品価格の上昇などから、個人消費は弱めの動きとなっています。また、住宅投資は横這い圏内で推移しています。こうした内外需要のもとで、生産は減少を続けています。物価面では、除く生鮮食品ベースの消費者物価は、9月の前年比が+2.3%となっていますが、石油製品価格の下落や食料品価格の落ち着きを反映して今後低下していくと予想されます。わが国経済の先行きについては、やや長い目でみれば物価安定のもとでの持続的な成長経路に復していく可能性が相対的に高いと判断されます。ただし、こうした見通しに関する不確実性は、いつも申し上げている通り非常に高く、世界経済の減速や国際金融資本市場の動揺を踏まえると、回復への条件が整うには相応の時間を要するとみられます。次に、こうした見通しに関するリスク要因をみると、景気については引き続き下振れリスクに注意する局面にあると判断しています。これまでの各国政府や中央銀行による対策を受けて、短期金融市場では幾分改善がみられていますが、国際金融資本市場は依然として強い緊張状態にあります。こうしたもとで、世界経済には下振れるリスクがあります。また、わが国の金融環境についても、中小・零細企業で資金繰りが悪化しているほか、大企業でも市場での資金調達環境が悪化しています。こうした状況が一層厳しさを増す場合には、金融面から実体経済への下押し圧力が高まる可能性があります。物価面については、上振れリスクは以前と比べ小さくなっている一方、景気の下振れリスクが顕現化した場合や国際商品市況がさらに下落した場合 には、物価上昇率が一段と低下する可能性があります。金融政策運営の考え方については、経済・物価の見通しとその蓋然性、上下両方向のリスク要因を丹念に点検しながら、適切に金融政策運営を行っていきます。また、国際金融資本市場の動向を注視しつつ、引き続き、金融市場の安定確保に努めていく方針です。この間、わが国では、国際金融資本市場の動揺の影響から、投資家のリスク回避姿勢が強まっていることを背景に、CP・社債の信用スプレッドが拡大しているほか、CP・社債の発行見送りの動きが拡がるなど、市場での資金調達環境が悪化しています。また、中小・零細企業では、資金繰りや金融機関の貸出姿勢が厳しいとする先が増加しています。こうした状況を踏まえ、本日の会合では、企業金融の動向について詳細に点検するとともに、その円滑化に資するために中央銀行としてどのような対応が適切かについて議論を行いました。この議論を踏まえ、当面、CP現先オペを一層活用していくとともに、民間企業債務の適格担保としての取扱いや民間企業債務を担保とする資金供給面の工夫について速やかに検討・報告するよう、議長である私から執行部に対し指示を行いました。

(問) デフレのリスクについてお伺いします。景気後退に入った米国、ヨーロッパでは、さらに長期的なデフレのトレンドに入ったのではないかという指摘が出ています。日本につきましても、物価動向や最近の経済指標などをみますと、再びデフレの入り口に差し掛かっているのではないかという指摘もあります。この点について総裁の認識をお伺いします。

(答) デフレという言葉を用いたご質問ですが、デフレについて議論する場合、最初にどのような定義で議論するかを明らかにしたほうがいいと思います。デフレという言葉は、少なくとも3通りの意味で使われてきたと理解していま す。1つ目は、景気が悪いということをデフレ的だ、といった意味で使う場合であり、2つ目は資産価格が下落していく状態をデフレという言葉で表現した場合、3つ目は物価、なかんずく、消費者物価が下落していく状態をデフレという言葉で表現した場合であり、こうした3つの使われ方があると思います。今のご質問は、景気が悪くなっていくという中で、特に物価の下落に焦点を当てて今後どうなっていくのか、という観点でデフレという言葉を使った質問だと理解してお答え致します。思い起こしてみますと、各国の物価は、エネルギー・原材料価格の上昇あるいは食料品価格の上昇から、この7月まで非常に上昇してきたわけです。また、(その原因として)原材料価格等の価格転嫁の動きから各国の物価が上昇してきたわけでもあります。日本でも同様の理由から、消費者物価(除く生鮮食品)の前年比が+2.4%まで上昇したわけです。先行きについては、先程説明しました通り、国際商品市況が既に下落に転じており、その影響から物価上昇率は低下していくという見通しであり、さらに下振れる可能性もあるとみています。同様に、海外でも物価上昇率が下がる傾向が既にみえ始めています。政策上どう考えていくかについてですが、いつも強調していることは、物価上昇過程ではセカンド・ラウンド・エフェクト(2次的効果)が発生するかどうか、つまり原材料・輸入品のコストが上昇し、その価格転嫁の動きによってさらに物価が上がっていくかどうかに注目しているということであり、この席で何回も申し上げてきました。幸いセカンド・ラウンド・エフェクトは日本において発生してこなかったと理解しております。今後、コスト面で価格が下がる過程で、そのセカンド・ラウンド・エフェクトとしてさらに物価が下落するかどうかが1つの注目点であります。物価を規定する要因は、需給バランス、輸入品のコスト、人々の物価に対する予想――いわゆる予想インフレ率――です。私どもとしては、今後、国内の需給バランスがどのように変化していくか、予想インフレ率がどのように変化していくかを注意してみていきたいと考えています。

(問) 欧米や日本でデフレの兆候というのは、まだみられないと認識されているということで、よろしいのでしょうか。

(答) 物価上昇率が下がっていくかどうかについては、先程説明した通りです。物価上昇率が下落し、これが政策上大きな問題となるかどうかというのが、恐らくご質問の趣旨かと思います。欧米は、資産価格が大きく上昇した後、これが下落する中で債務が残っているという厳しい状況を、過去の日本と同様、この約1年の間に経験したわけであります。先程、デフレについて3つの定義を申し上げましたが、このような大きなバブルが破裂した後の後遺症と言いますか、その影響から、各国とも景気は厳しい局面を迎えており、こうした状況も先程言った(最初の)意味でデフレと呼ばれるのかもしれません。それに加えて、物価の下落が原因となって固有の問題を引き起こすかどうかですが、今のところそうした危険が大きいとは思っておりません。ただ、各国の政策当局者は、その可能性も含めて常に経済情勢を点検しているということかと思います。

(問) 先日のワシントンでの金融サミットは大変注目される会議となったわけですが、そのサミットでは、各国が財政・金融両面から景気を下支えしていくことで協調していくことが合意されました。しかしながら、日本銀行の政策余地というのは極めて限られているというように認識せざるを得ません。本日の景気認識は厳しいものでしたが、景気がさらに下押しされた場合、日銀が採 れる政策余地はあるのでしょうか。また、どのような判断があり得るのでしょうか。

(答) 私どもは、先行きの金融経済情勢が一段と悪化した場合に中央銀行としてどのような対応が採りうるのかということについて、常に幅広く検討を行っております。本日の会合において、年末、年度末に向けた企業金融の円滑化に資する措置を検討するよう指示したというのもその表れであります。ご質問は、金利水準がこれだけ低い中でどのような施策があり得るのか、という趣旨と理解した上でお答えします。短期金融市場の円滑な機能の確保という観点から考えますと、極めて低い金利水準のもとでは、追加的に金利を引き下げることで様々な問題が生じる可能性があります。特に、現在のように金融市場の機能低下が問題となっている状況では、この点に関する配慮は一段と重要になってくると思います。先行き具体的にどのような政策対応を採っていくかは、今申し上げた留意点も踏まえつつ、その時々の経済・物価情勢や金融市場動向を踏まえて適切に判断していくという方針であります。加えて、現在の世界経済の厳しい状況、日本経済の厳しい状況の背景を考えてみたいと思います。これは、2000 年代半ば、特に2004 年から2007 年の数年にわたる高い世界経済の成長の局面で蓄積された様々な不均衡の調整 局面を、現在迎えているということだと思います。従って、当分の間厳しい経済情勢が続く可能性が高いとみています。こうした世界経済の動向を反映し、日本経済の回復に向けた条件が整うには相応の時間を要するとみられますし、金融政策によってそのような調整局面を帳消しにするということはできません。経済が深い調整や混乱に陥ることを防ぐ手当てを講じながら、ある程度時 間をかけて、回復に向けた基盤を整えていくという基本的な構えが大事であると思っています。

(問) 米国の中央銀行では、日本がかつて行った量的緩和を既に行っていると思うのですが、日本でも、そうしたことを将来またしなければならなくなるのでしょうか。それから、量的緩和を行うと短期マーケットの機能がすぐに停止してしまうことになるのでしょうか。それとも、マーケットの機能をある程度活かしながらこうした政策を採ることができるのでしょうか。以上が1点目です。2点目ですが、日本がかつてそうした政策を採ったときは、期待に働きかけるというか、時間軸効果を利用することで効果が上がったと思います。具体的にどうすべきかわからないのですが、金利がここまで低くなっているのでこれ以上はいじらずに、期待に働きかけるような方策を採ることはあり得るのでしょうか。

(答) 先程の質問でもお答えしました通り、中央銀行としては、常に金融経済情勢を点検しながら、最も適切な政策は何かということを考えていくというのが基本的な考え方です。その上で、まず、量的緩和政策と市場機能の関係についてお答えします。量的緩和政策の効果についての一般的な分析評価については、これまで日本銀行も色々なかたちで申し上げてきましたので本日ここで詳しくは申し上げませんが、金融システム不安が非常に高いときに金融機関の流動性需要に応えるかたちで潤沢な資金供給を行ったことで、金融システムの安定に貢献したと思っています。逆に言うと、金融システム不安が後退した後もなお流動性を潤沢に供給しようとすると、逆に金融市場の機能が低下し、金融機関が本当に必要な時に市場から資金調達をできなくなる事態が生じます。その意味で、かつて量的緩和政策を採ったときは、その時の金融経済情勢に照らして最もふさわしいと判断したということだと思います。今後どのような政策があり得るかについては、先程申し上げた通り金融経済情勢をみながら点検をしていくということだと思います。 それから時間軸効果についてのご質問ですが、日本銀行はいわゆるゼロ金利政策の時代と量的緩和政策の時代の2度にわたって、いわゆる時間軸効果を狙った政策を採用しました。量的緩和政策を解除する時に評価した通り、金融経済情勢が好転してくる局面において、日本銀行が低金利またはゼロ金利を続けることを約束することにより、主として中期金利の安定に貢献し経済活動を下支えする効果があったと評価しています。こうした時間軸効果を狙った政策ももちろん1つの方法ですが、中央銀行としては、これから経済が厳しくなっていく時にどのような政策がよいかについては、その時点の金融経済情勢をしっかり点検して判断すべきことだと思っています。

(問) 今回の世界的な金融危機あるいは世界的な不況が1930 年代のような大恐慌にまで発展する可能性は小さいと白川総裁はみておられると思いますが、その理由についてお伺いします。また、1930 年代のような大恐慌を防ぐための教訓についてもお伺いできればと思います。

(答) 1930 年代の世界経済の落ち込みも、それから現在私どもが直面している世界経済の厳しい状況も、それに先立つ時期においてバブル的な好景気、すなわち経済の高い成長、それから資産価格の大幅な上昇と信用の膨張が続いたという点では共通していると思います。しかし、1930 年代は、バブル崩壊後の経済の調整が停滞というレベルを超えて恐慌という状態にまでなったわけですが、今回そうした状態になるかどうかということを考えた場合、私は、今回は政策当局の対応が大きく異なっていると思います。世界大恐慌の時は、足許の状況と比べ少なくとも3点の違いがあると思います。第1は、多くの金融機関の破綻に対して有効な対策が講じられなかったと思います。第2に財政・金融政策も緊縮的に運営されたということです。第3に各国で保護貿易主義が台頭したということです。それと対比する形で今回の政策当局の対応をみると、まず第1に、各国の政府や中央銀行によって、あるいは金融機関自身の努力によって現に様々な対応が進められています。例えば、中央銀行による流動性の供給の枠組みの強化、それから経営が悪化した金融機関に対する公的管理や公的資金の注入、さらには不良資産の買取りといった諸施策が迅速に講じられています。第2に、金融政策面でも各国が緩和に転じているほか、財政政策の面でも対応が採られつつあります。第3に自由貿易体制もしっかり堅持されているということです。この3つの政策当局の対応の違いを考えると、今回は前回のような大恐慌とは異なると思っています。また、そうしてはいけないということだと思います。教訓は何かということですが、只今この3点において政策当局の対応が今回は異なると申し上げましたが、この3点は(教訓として)非常に重要であると思います。それに付け加えてさらに教訓ということを申し上げますと、先程も少し申し上げた通り、大規模なバブルが発生してしまった以上、その調整の過程にはある程度時間がかかるということも冷静に認識しておく必要があると思います。この点を認識しないまま性急な手段に走り、例えば保護貿易主義に走るとか、必要以上に規制が強化されるということになってくると、今度は市場経済あるいはグローバル経済の強みが発揮されなくなり、結果として世界経済全体の成長力の基盤が崩れていくと思います。このことも教訓と言いますか、意識しておくべき点だと思います。

(問) 先程総裁は、世界経済および日本経済に対する認識としていわゆる不均衡を調整している過程にあるとおっしゃった上、この調整を金融政策で帳消しにすることは難しいとおっしゃいました。帳消しにすることがなぜ難しいかについてもう少し詳しくご説明頂ければと思います。

(答) 今回、いわゆるサブプライム住宅ローン問題というかたちで信用バブルの問題が顕現化したわけですが、米国経済が直面している不均衡について考えてみますと、住宅投資が非常に活発であった結果、過剰な住宅在庫が現にあるわけですので、この過剰な住宅ストックの調整を終わらせることが必要になります。この調整が終わるまでの間は住宅価格に下げ圧力がかかり、それが金融システムにもストレスとしてかかることになります。残念なことですが、このように住宅をたくさん造り過ぎたことが現にあるので、ある程度これを取り除く調整に時間がかかるわけです。別の次元で言いますと、例えば(米国の)家計の債務比率は──これは色々な方法で計算できますが──過去のトレンドと比較するとかなり高い状況にあります。どのような水準が正常かについて数字では示せませんが、現在、家計の債務が多い状況であるとすれば、貯蓄をすること、言い換えると消費を減らすといった何らかの調整が必要になります。金融政策にできることは、その調整に非常に弾みがついて大きな調整に入っていくことを防ぐことです。このために、もちろん金利政策もそうですし、流動性供給により金融市場、金融システムの安定性を保つことを行います。ただしこれらは深い調整に入っていくことを防ぐための方策であり、根本にある住宅 の造り過ぎあるいは家計部門の債務過剰ということ自体を金融政策で帳消しにすることはできないということです。

2008-11-25

FXデイトレードにCCIを活用してみましょう。CCIは、商品先物取引の商品チャネル指数のことですが、商品先物以外の証券やFX取引などの金融商品などにも応用できます。CCIでは、値動きの周期性を利用し、モメンタムを標準化するために平均偏差を使用したものがCCIです。
この平均偏差を「値動きの振幅(ゆれ)」としている点が特徴です。値動きの振幅に対して為替価格が現在どの程度乖離しているかを指数化します。CCIは、一日ごとの高値、安値、終値の平均値(基準値)を算出し、基準値のn日間単純移動平均を算出します。そして、一日ごとの基準値と移動平均の値の差のn日間平均(平均偏差)に0.015(定数)を掛けたもので割るというものです。

Commodity Channel Index(14)
TP = (HIGH + LOW +CLOSE)/3
SMA(TP, N) = SUM[TP, N]/N
D = TP -- SMA(TP, N)
SMA(D, N) = SUM[D, N]/N
M = SMA(D, N) * 0,015
CCI = M/D

数式により、直近の為替価格水準が設定期間中の変動幅のどのあたりの位置にあるかを把握することができます。
一般的にCCIは、為替価格に相反して動いた場合は、トレンドの転換と評価され+100%を超えた時点を買いシグナル、-100%を割り込んだ時点で売りシグナルと判断します。

CCI.JPG

RSI はオシレーター系のなかでも特に代表的なテクニカル指標で、RSIは為替相場全体の変動幅に対して、強弱感をレンジ内で上下に振幅させる指標を示します。よって、主に為替相場での買われ過ぎ、売られ過ぎなどの過熱感を知るために用います。通常RSIは、逆張り投資に活用します。
為替相場が上下する振れ幅を一定のレンジ内におさめ、反転するタイミングを分析して売買ポイントを探り当てるのです。レンジは0-100%
計算期間内の「値上がり幅」が「値下がり幅」より大きかった場合は、RSI は50%以上に、また、逆に小さかった場合は50%以下を示します。したがって、上昇トレンドでは50%以上のレンジ、下降トレンドでは50%以下のレンジで推移しやすい傾向となります。計算期間は14日間がよく用いられます。
一般的には70-80%を超えると「買われ過ぎ」で売りシグナル、20-30%を下回ると「売られ過ぎ」で買いシグナルととらえますが、トレンドの局面によっては、RSI 水準は変化します。ただ、急騰・急落相場などにおいては、いままで買い(売り)水準としていたポイントも変化するため、注意が必要です。また、為替相場の高値圏、安値圏が意識され始めると、利益確定売りや反発期待の買いが入ってきます。このような場合は、相場が以前の高値(安値)より上昇(下落)しているのに、RSI の水準は下がって(上がって)いる逆行現象が起きることがあります。この逆行現象がダイバージェンスです。相場の大きなトレンド転換の目安となることを示唆する場合がよくあるので、ダイバージェンスが起きたときは要注意です。

RSI の計算式は次のとおりです。
RSI=U/(U+D)×100
U は過去14日間の中で上昇した日の値幅合計
D はその14日間の中で下落した日の下落幅(絶対値)の合計

例えば、上昇トレンドがあれば、それに伴いRSI もその水準を上げていくのが通常です。上昇トレンドがあれば上昇する日が多くなりますし、その上昇の値幅も大きなものになっていくはずです。したがって、為替相場が高値を更新していくならば、RSI もそれに応じて70⇒75へ、75⇒80へと上昇していくのが普通です。そのような観点から、RSI はある方向へ相場が動くエネルギーを表しているという見方ができるでしょう。

RSI をトレンド系の分析と組み合わせて売買の精度を上げる投資法として使います。
上昇トレンドの場合、ロングポジションをとろうとしますが、このときにRSI をチェックしてRSI が低い位置であれば、ロングポジションを見送るのが賢明です。これはトレンドの転換を表している可能性が高いためです。

RSI.JPG

FXデイトレードの投資にMetaTraderを活用します。
MetaTraderのカスタムインディケータを以下のフォルダに組み入れます。インディケータは
エディタ等でコピーし拡張子をmq4とします。

C:\Users\{ユーザー名}\Program Files\MetaTrader\experts\indicators\

MetaTrader 4 からコンパイルし、チャートに表示させます。
パラメーターの値を適宜変更して、売買シグナルを表示させます。

パラメーター参考例
Crash = false
TimeFrame = 0
Length = 5
Method = 3
Smoothing = 2
Filter = 0
RealTime = true
Steady = false
Alerts = true
EmailON = false
SignalPrice = true
CountBars = 1500

Volatility Quality

CI-1.JPG

Volatility Quality

FXデイトレード投資に有効なグランビルの8法則について記します。
グランビルは、テクニカル分析のなかでも最もポピュラーである移動平均線による投資手法を考案し、移動平均線を利用した投資タイミングを紹介しています、有名なグランビルの8法則です。
グランビルの8法則は、4つの買い時と4つの売り時から形成されています、どれも基本的なパターンですので、ぜひ覚えておきましょう。

    買いシグナル
  1. 中期線が下降の後、横這いか上昇しているときに短期線がその中期線を上に突き抜けた場合
  2. 中期線が上昇し続けているときに、短期線がその中期線の下に下降し、再び反騰した場合(押し目買い)
  3.        
  4. 短期線が上昇する中期線の上にあって、中期線に向かって下降するが、突き破らずに再び上昇した場合
  5.        
  6. 短期線が下落し、同じく下降しつつある中期線から下に大きくかけ離れた場合は、中期線に向かって短期的な反騰が考えられる

  7. 売りシグナル        
  8. 中期線が上昇の後、横這いか下降しているときに短期線がその中期線を下に突き抜けた場合
  9. 中期線が下降し続けているときに、短期線がその中期線の上に上昇し、再び反落した場合
  10.        
  11. 短期線が下降する中期線の下にあって、中期線に向かって上昇するが、突き破らずに再び下落した場合
  12.        
  13. 短期線が上昇し、同じく上昇しつつある中期線から上に大きくかけ離れた場合は、中期線に向かって短期的な反落が考えられる
移動平均線の見方には、基本的に支持線・抵抗線と同じ考え方を適用しています。これは、抵抗線を日々線がブレイクすれば、その抵抗線が支持線に変わり、クロスした時点で買いシグナルとなり、支持線をブレイクすれば、売りシグナルと判断しています。
グランビルは日々線と200日線を用いています。
  1. は、ゴールデンクロス
  2. は、トレンドラインでのリターン
  3.        
  4. も、トレンドラインでのリターン
  5.        
  6. は、乖離しすぎたときは、修正が入ることを教えています。

FXデイトレードのチャートにトレンドラインを引きます。トレンドラインは通常、支持線・抵抗線は過去に揉み合って反転したところを結びます。強気支持線は上昇相場の最安値とその後の2番目の安値を結んだもので、弱気抵抗線は下落相場の最高値とその後の2番目の高値を結んだものが、トレンドラインです。
トレンドラインは線の傾きが最も緩やかな勾配となるラインをトレンドラインとします。つまり、2番目の安値(高値)というのは、単に価格水準ではなく大底(大天井)とともに緩やかな勾配となる支持線(抵抗線)を形成する点のことであり、必ずしも2番底や2番天井とは限りません。
トレンドラインは売買シグナルを探るときに活用します。通常トレンドラインを切ったところ、すなわちブレイクしたポイントです。例えば支持線であれば下方に切れたときには、買いポジションを決済し、売りポジションを検討します。逆に抵抗線であれば上方に切れたときには、売りポジションを決済します。これは、トレンドが変化したと考えられるからです。

trend line.JPG

フィボナッチ数列は13世紀のイタリアの数学者フィボナッチがエジプトに行って持ち帰った加算数列とされています。フィボナッチ数列は 1-1-2-3-5-8-13-21-34-55-89-144-233- ・・・・という数列で次のような特徴があります。
フィボナッチ数列の特徴

  1. 連続する2つの数字の和はその上位の数となる
  2.        
  3. どの数字もその下位の数字に対して1.618倍の割合となる
  4.        
  5. どの数字もその上位の数に対して0.618倍となる
  6.        
  7. どの数字も2つ上位の数に対して0.382倍となる
ちなみに、1.618-0.618=0.618+0.382=1となり、比率1.618は黄金比です。
ピラミッド・パルテノン神殿・音階・星雲の渦巻き・ひまわりの種が花の上で作る曲線配置など自然界にもこのフィボナッチ数列に従っているものは多く、ダ・ビンチはじめ多くの芸術家も黄金比を使っています。
FXデイトレード投資における黄金比の使い方は、相場の下落(上昇)があった場合に調整局面入りしたときにどこまで上がる(下がる)か、それを予測するのに黄金比を使います。戻しの最初の目途は0.382すなわち値幅の38.2%とみるのです。そして次の目途が0.618すなわち値幅の61.8%とみます。
エリオット波動理論もこのフィボナッチ数列が自然界に存在するとしてこの比率を駆使しています。
フィボナッチ数列や黄金比は不思議な数ですが、事実、為替相場の世界ではこの黄金比による算出した価格に注目してる人が非常に多いということです。

下のチャートはドル円相場が上昇後、調整局面に入り値幅の38.2%下げとなったものです

fibonacci.JPG

トレンドを観察すると、大きな波の中には小さな波が複数含まれているのが確認できます。実はこれがトレンドの構造なのです。具体的には、5つの動きで波は押し寄せ、3つの動きで波は引くというものです。
最初の大きな波が押し寄せ、最初の小さな波で引き、そして2番目の大きな波で押し寄せ、2番目の小さな波で引き、そして、3番目の大きな波が押し寄せます。この5つの波で1つのより大きな寄せる波が終了します。続いて、最初の大きな引く波があり、小さな寄せる波があり、そして2番 目の大きな引く波があります。この3つの波の動きで、より大きな1つの引く波が完成します。これを相場に応用したのがエリオット波動理論です。
例えばその5つの波動が最終的に上に向かっているならば、それは上昇トレンドです。上昇⇒下降⇒上昇⇒下降⇒上昇のパターンの完成で上昇トレンドは終了です。その後は、3つの波で下降トレンドが作られることになります。

エリオット波動理論による波の特徴

  • 第1波は値固めの過程であり、相当下落した水準からの単なる反発としかみえません。通常5つの波のうちで最も短いが、大きな底値形成後などには稀に力強い波動を形成します。
  • 第2波は通常第1波の全てないしは大部分を戻しますが、第1波のボトムより上にとどまることができれば、ダブル・ボトムやトリプル・ボトムそして逆ヘッド・アンド・ショルダーのボトムといった数々の伝統的チャート・パターンを作り出すものとなります。
  • 第3波は通常一番長く、最も力強いものとなります。第1波の頂上を突き抜け、伝統的なブレイクやトレンド系指標がシグナルを出すのもこの部分です。通常この波において出来高は最大となり、エクステンション(拡張)の可能性が最も高くなります。また、第3波が5つの波のなかで最短になることはありえません。
  • 第4波は第2波と同様に前の波を戻す働きをしますが、2波とは形が異なることが多くなります。第4波の底は必ず第1波の頂上より上になるということが、エリオット波動理論の主要な原則の1つとされます。
  • 第5波は通常第3波ほどの力強さはありませんが、商品市場ではしばしば最長の波となり、エクステンションを伴いがちです。この期間は、出来高も細り始め、多くのオシレーター系の指標がダイバージェンシー(逆行)を起こし、相場の天井を警告することが多くなります。
  • A波は上昇トレンドにおける単なる戻しと勘違いされます。A波が5つの波に細かく分かれたときは、そうでないことが明確となります。
  • B波は新しいトレンドにおける反発ですが、通常出来高は伴いません。B波の出現時は買い持ちを解消する最後のチャンスとされており、同時に新しい売り持ちを作るチャンスでもあります。
  • C波の出現により、上昇トレンドの終わりは疑いの余地がないものとされます。調整のタイプにもよりますが、第4波とA波のボトムを結ぶトレンド線を引くと、有名なヘッド・アンド・ショルダーがよく出現します。

エリオット波動理論をFXデイトレードに活用する。

  • 波動カウントを行う場合は最も判りやすい第3波動を見つける。
  • トレードの参入は第1波動、第2波動を確認した後、第3波動が第1波動の高値を抜いてきたときに参入するのが安全な方法。仮に第3波動でギャップ(窓)を生じれば、自信を持ってトレンドに追随する。
  •        
  • 三角保合いが形成されれば、第4波動あるいはBウェーブの可能性が高く、保合い放れにつき、第5波動あるいはCウェーブを取りに行くことが基本。
  • 第3波動で延長が見られれば、第4波動の保合いは乱高下の様相を呈するのでトレードは一旦休むこと。
  • Bウェーブには注意を要する。しばしば高値を更新し、トレンドが再開されたと騙されやすい。騙しのBウェーブともいわれ、一文抜け天井となりやすい。

エリオット波動理論の概念図を下図に表します。

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第1・3・5波動は推進波、第2・4波動は調整波
それぞれ 5-3-5-3-5 の小さな波に分かれ21波動となる。

ダウ理論

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19世紀の経済学者チャールズ・H・ダウは、平均株価の概念を導入した最初の人です。ダ ウ理論の考え方では、平均株価の概念とともにより重要なことは、一度始まったトレンドは反転 が証明されるまで継続するということです。外国為替相場においても、一度「上昇」トレンドが始 まると、それを反転させる事象が起きない限り、「上昇」を継続するということです。

  1. 平均株価は、市場参加者すべての活動を反映し、すぐに織込む。
  2.        
  3. トレンドには3つの波動があることを唱えています。長期トレンド(主要波動)、訂正トレンド(ニ次波動)、短期トレンドです。また、短期トレンドより小さい波動として日々の変動があります。長期トレンドは1年~数年にわたります。また、この中でも最も重要で予測困難なトレンドである訂正トレンドは3週間~数ヶ月継続します。
  4. 保合はアキュミュレーン(買い集め)か、ディストリビュージョン(売り抜け)が密かに 行われている状態で、長期トレンドの第一段階である。
  5. 出来高は、株価が長期トレンドの方向に動くにつれて、増大する傾向にある。訂正 トレンドにあっても、同様のことが見られる場合がある。
  6. ピークとボトムが連続して右上がりとなる時は強気であり、連続して右下がりとなる時は弱気である。
  7. 一種類の株価平均では誤りに陥りやすいという観点から、2つのダウ平均による確認が必要である。
長期トレンドの反転は2つの平均がともに反転を示したときにしか起こらない。
*引用開始
2つのダウ平均に工業株平均と運輸株平均を用いる理由は、本当に健全な経済状態であるなら、この2つはともに買われるはずだとの見方によるもの。物流が活発になって在庫が掃ければ、本格的な生産活動に移りやすいということだろう。だだし、運輸株は、昔は鉄道株であったものが時代とともに変更されたもので(当時、鉄道は代表的企業であったため、2つの平均の一つに選ばれたという意見もある)、工業株平均自体の銘柄選定も微妙な間題を含んでいる。
ダウ理論では、工業株平均と運輸株平均のシグナルが期間的に近いほど、そのシグナルは強いという。しかし、工業株平均と運輸株平均のシグナルの有効な期間については言及していない。また、ダウ理論ではトレンドそのものの期間についても予測できない。また、シグナルが遅すぎるという批判もある。
ダウ平均は単純平均株価とは違うことも忘れてはならない。(ダウ平均のマジックと呼ばれる現象がそれであり、エリオット波動論においてもエリオットはそれを勘案して考察していた可能性もある)
*引用終了(林康史氏の文献より)

ダウ理論は基本原則として「大部分の株式は一緒に連動する」ということに注目したものです。外国為替相場においても、[ドル]対[他通貨]という見方が可能でしょう。円もユーロもポンドも、対ドルでは同じような動きとなる場合が多いことを考慮に入れるべきでしょう。

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